日本の公道走行可能で自由に走れる。新型セグウェイの日本仕様「J-MAX」がクラウドファンディング中

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いまから20年前の2001年。立ち乗り電動スクーターというジャンルを作り上げたセグウェイが誕生しました。そのセグウェイの最新仕様がこちらの「J-MAX」です。

って、電動キックボードじゃないですか!

Image: いらすとや

僕たちの記憶のなかにあるセグウェイはこのような、大きな車輪が2つ、平行に並んでいる立ち乗り電動並行二輪車です(バランススクーターとも呼ばれています)。ハンドルは舵ではなく、走る・曲がるといった操作は荷重のかけかたでコントロールする新しいモビリティでした。

しかし現在、このタイプのセグウェイはほとんど生産されていません。なぜならば高コストで販売価格が高く、一般のユーザーが個人用途で手を出すには敷居の高いモビリティだったのです。

現在のセグウェイは電動キックボードが中心

Image: セグウェイ

現在のセグウェイはシャオミグループの輸送ロボット企業ナインボットが買収し、Segway-Ninebot(セグウェイ-ナインボット)のブランド名で多くの電動キックボードを開発・生産しています。

Image: セグウェイ-ナインボット

電動並行二輪車と比較して電動キックボードは、軽量・低コストというメリットがあります。折りたたみできるモデルならばクルマのトランクルームに収納できるほどのサイズとなりますし、低コストだから販売価格も抑えられます。セグウェイ-ナインボットも子供用の電動キックボードとして、「Kickscooter E8」というモデルを2万9800円で販売しています。

日本でも乗れる、公道で走れる「J-MAX」

Image: Makuake

セグウェイ-ナインボットは現在、日本の公道が走れる電動キックボード「J-MAX」を開発しています。日本のクラウドファンディングサービスMakuakeでクラウドファンディングを実施、記事執筆時点で目標金額50万円をはるかに超える6500万円の資金を調達しています。達成率は実に13007%!

私有地でベースとなった「MAX」に乗ったことがあるのですが、操作は自然だし、加速力もなかなかのもの。路面を自分でキックしてからじゃないと走り出さない設計は、むしろ安全性が高いものだと感じました。

しかし! ここだけはよろしくない!

Image: Makuake

ミラーとウインカーのつけかたが強引すぎませんか…?

日本の道路交通法に合わせてゼロベースで設計・開発できないという事情はあるのでしょう。できるだけコストをかけたくないから、安価に仕入れられる既存パーツを組み合わせたものと見えます。最終的な販売価格を大幅に上げたくないがための、泣く泣くといった選択だったのかもしれません。

しかしそれにしても、ステーを介して一本の鉄パイプを増やし、そこにウインカー、ミラー、クラクションをマウントする手法は、せっかくコードやパイプ類の露出が少なくスッキリとしたルックスのセグウェイ-ナインボット電動キックボードデザインを台無しにしています。またハンドル・前輪にかかる重量がかさみ、自然な操作感覚だったMAXとは異なり、ハンドルが切れ込みやすいのではと想像できます。

このスタイルはあくまで開発中のもの、であるといいのですが…。

Makuake
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