日本で発売するのは難しいでしょうけど、歩道走行可能な時速5km/h制限の歩道通行車枠ならワンチャンある?
クルマメーカーであり、バイクメーカーでもあるホンダが、実は電動キックボードを作っているとご存知でしたでしょうか? しかもスーツケースに入っちゃうんじゃないかと思えるくらい、超コンパクトに折り畳めるんです。
その名も「Transcooter」! トランスフォーメーションのトランスにスクーターをあわせたわけですね。
開発したのはホンダのグループ会社で、クルマ用のパーツを生産しているホンダアクセス。残念ながら日本では市販されておらず、中国圏やインド圏で販売されている模様です。
ただしその走りは軽快そのもの。まるでサーフィンをしているかのように、スイスイと走ります。


しかし大人が乗れるサイズなのに、よくここまでコンパクトにできますね!
ベストカーWebの記事によれば、最高速度20km/hで航続距離10kmのスペックを持つとのこと。しかも車重はたったの9.6kg! お値段は中国市場で約6万1000円!
クルマの荷台に積める原付バイクとして人気を博したホンダ・モトコンポを彷彿とさせるだけに、日本でも販売してくれないかな、と考えてしまいます。しかし、原付一種枠として登録するのは極めて難しい車両でしょう。前後の機械式ブレーキの装着、ライト類、ナンバープレートホルダーをつけることで、小さく折りたたむことはできなくなると思われます。
またホイールサイズが小さいため、舗装状態に優れた場所でなければ跳ねて飛んでしまってもう大変かと。
それでも、今後の道交法改正で制定されるかもしれない歩道通行車(時速5km/h制限だが歩道走行可能)や、小型低速車(時速15km/h制限で車道と自転車道で走れる)枠の車両としてなら認可されるかもしれませんね。
インドネシア・ホンダ
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