【電動キックボードの選び方】2モーター・両輪駆動電動キックボードのいいところ

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様々なデザインの電動キックボードがあります。いったいどんなモデルを選べば、気持ちよく快適に移動できるようになるでしょうか。

その見極めのポイントとなるのが駆動方式です。電動キックボードには後輪駆動、前輪駆動、両輪駆動といった3つの駆動方式がありますが、それぞれの方式を採用した電動キックボードはどういう特徴を持っているのか、まとめてみました。

後輪駆動の電動キックボードの特徴

・マル:乗ったときの感触が自然、下り坂で安定している
・バツ:雨の日に滑りやすい、上り坂で乗り出したときに前輪の接地感がなくなったように感じやすい

電動キックボードのなかではもっとも種類の多い後輪駆動式。クルマでいうならFRです。インホイールモーターを後輪用として使います。

メリットは構造がシンプルであること。後輪が駆動するため乗ったときの違和感もありません。また坂を下るときに安定しています。

デメリットは、雨の日に曲がりながらマンホールなどの上を走ると滑りやすいこと。また上り坂の状態で走り出すと、少しだけ前輪が浮いたり、前輪の接地感がなくなりやすいところがあります。

前輪駆動の電動キックボードの特徴

・マル:車両価格が安価、軽量モデルが多い
・バツ:加速が唐突に感じる、路面が荒れている場所や下り坂で不安定になりやすい

車で言えばFFの前輪駆動式。日本ではまだ公道走行が認められているモデルはなかったかも。でも海外で販売されているグローバルモデルを見ると、前輪駆動式の電動キックボードが増えてきました。

前輪駆動式には構造が簡単で、もっとも軽量かつリーズナブルに作れるというメリットがあるんです。平地な場所で移動するなら、前輪駆動式がもっとも合理的といえるかもしれません。

しかし前輪が駆動するため前から引っ張られるような感覚があり、慣れるまでは違和感があります。また路面がデコボコしていると伝わってくる振動が多く、加速にもムラがあるように感じてきます。また下り坂で加速すると、車体が不安定になります。

両輪駆動の電動キックボードの特徴

・マル:平地でも上り坂でも下り坂でも安定している、体重が重い人でも加速力が鈍りにくい
・バツ:車両が重い、高価

前輪にも後輪にもインホイールモーターを使っている、両輪駆動方式もあります。生産されている車両は極めて少数であり、クルマでいえばAWD・4WDです。安定感重視であれば、この方式こそベストとなります。

なんといっても安定性の高さが素晴らしい。前後輪が動くから前のめりにも後ろに引っ張られるようなことがなく、全力加速時でも身体のバランスがとりやすいんです。体重が重い人が乗っても、気持ちのいい加速感が体験できます。

坂道の強さもキーポイント。上り坂も下り坂も安定しているというだけではなく、トルクが細くなりにくいのでスピーディに登れます。

デメリットは重くなりやすいこと。重量がかさむインホイールモーターを2つ使っていますし、2モーター用にバッテリー容量を多くしているためですね。必然的に価格帯も高めとなります。

両輪駆動の電動キックボードは、いわばプレミアムモデルの証といえますね。

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