BMWがコンセプトモデルとして、電動キックボード「BMW Clever Commute Scooter」を公開しました。彼らは折りたたみスクーターだと言っていますが、ホイール径が大きく、フロアが長く、ハンドルに剛性を感じるその姿は、シートこそなくともスクーターの進化系と言っていいものでしょう。同時に、電動キックボード2.0の姿だとも思えてきます。いま、僕らは未来のモビリティを垣間見ているのかもしれません。
自分の足で漕いで進むキックボードにバッテリーとモーターをインストールしたのが、現状の電動キックボードです。そもそも30km/hを出すことを想定としたディメンジョンではありません。ぶっちゃけると、安全な乗り物とはいえないところがあります。
「BMW Clever Commute Scooter」 を見ると、 操縦安定性を高めるべく大径ホイール&ロングホイールベースを採用しています。 大径ホイールを用いたことでブレーキディスク径も大きくなり、制動力にも期待できます。
ハンドル周りにも注目したいところ。身体の前面を隠すかのような2本のフレームで構成されています。カチッとした剛性の高いハンドリングを実現できそうですし、左右にバンパーのようなガードパーツがあるのもわかります。フレームのあいだのスペースにはエアバッグを入れるのでしょうか。

長いフロアには後輪が収納が可能で、エスカレーターやエレベーターにも乗り入れられます。

またハンドルを折りたたむことで、セダンの荷室にも入れられます。
学びがある。合理性の塊がここにある。これで自立したり、折りたたんだ状態で快適に引いて歩けるのであれば、パーフェクトじゃないでしょうか。
BMW
公道で走れる電動キックボードの基本
3Dプリントカーボンフレームでスタイリッシュな電動キックボード「Scotsman」
最近のコメント